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2007年2月11日 (日)

レインボーーー!(絶叫)

Sn340038 連日稽古ではランニングと肉体訓練を行い
そして演技の稽古をしております。
肉体訓練の事を僕たちは「肉練」と呼んでおり
俳優今井雅之さんの映画や舞台ではお馴染みのメニューで
今井さんと長年一緒にやってこられた
松本匠さんも当然その流れを汲み
がっつりと肉練をするのですが
激しい訓練をするからといってランニングにも手を抜きません。

舞台の稽古に入る前から匠さんが
「今回の稽古中に1回は皆の気持ちをより一つにする為に
レインボーブリッジまで走れたら良いよねぇ」
ってな事を言っておられたので
いつかはその日が来ると思ってたのですが
まさか皆の肉体の疲労がピークの時にくるとは(汗笑)

皆で匠さんには前日までにいつ走るとか言って下さいよ~ってな
希望を出してはいたのですが・・・

当日の日
匠さん「勝 体調はどう?」
勝  「昨日は寝れましたし全然問題ないですよ!」

これはかなり足が張ってましたが
強がりではないですけど
そんな事を聞かれたら「問題ないっすよ!」って男なら答えるじゃないですか?
中学高校とラグビーをやってましたので
ラグビー時代はしんどい顔したりしたら余計に走らされたりしごかれたりしましたので
その時の癖なんですよ。
ほんまにしんどい時は「大丈夫っす!」って答えるのは。
勿論仲間内には「足のここが」とか「首がもう」とか本音を言うのですが

ちなみにラグビー時代の恩師・近田直人先生がラグビー部員に言った言葉で
未だに僕の中でずっと心に残ってるのは

「しんどい時にしんどい顔は誰でもできるんじゃー!しんどい時は笑わんかい!」

と言って余計に走らされました(苦笑)

そんで話を戻しますと匠さんが
「今日はまだ皆の疲労が取れてないので軽めに流す程度やから」と笑顔で言ったので
てっきり3~40分走って帰ってくるもんだと・・・

異変に気がついたのは学芸大前から走り出して五反田辺りに近づいた時に
共演者の泉知束が僕の横に来て目で合図し
「勝さんこのコースってヤバイんじゃないですか」的なやり取りがあり
僕もゼスチャーで
「リスさん(匠さんの愛称)の心に火がついたからもうちょっと走るやろな(苦笑)」

実は台詞の読み合わせをしながら走ってましたので
皆流石役者と言いましょうか
台詞を言ってる時はスイッチが入るもんで
走ってるしんどさとか時間を忘れて熱が入るんですよ(笑)

異変が確信に変わったのは
同じ共演者重松隆志の一言
「レインボーブリッジやのになぁ」

・・・ ・・・ ・・・え??

勝「おいおい今日レインボーブリッジ行くの?聞いてないぞ?重は知ってたんかい?」

そこで匠さんが浜谷さんと重ちゃんは知ってたんやとニヤリ。
台詞の読み合わせの時に社長役である浜谷さんがはしゃぐシーンがあり
走りながら歩道にあるポールに駆け上がり飛び乗ったりしてたので
重から思わずさっきの台詞が出たのでした(笑)

その事を知らなかった僕を含めた仲間の吃驚したテンションを知ってた者は笑いつつ
そのまま走り続けついにレインボーブリッジに到達。
皆で証拠の写真を撮りつつ更にお台場の方まで走って行き
フジテレビを見ながらぐるっとお台場を回り
そしてレインボーブリッジをまた渡り(その頃すっかり夜景モード)に。
品川五反田経由で学芸大学前にある稽古場まで帰ってきました。

Sn340037 自然と役者同士で握手しハグをし
その達成感を噛み締めました。
総走行距離は正確には分かりませんが(真っ直ぐ直線で走ってなく色々な道を通ったんで)
確実に20キロは余裕で越えてますし
30キロは間違いなくあったと思います。
4時間ぐらい走ってましたしね(笑)
台詞何回読み合わせしたか分かりませんもん(笑)
皆終盤になるとがっつり心がオープンになって
人前だろうが駅前だろうが民家だろうが
自分の台詞をがっつりホンイキの声量で言ってましたし(笑)

僕ちょっと去年色々あって長距離走る事にトラウマがあったんですが
文章が長くなりすぎたのでまた別の機会に話たいと思います。

今度の舞台「しがらみの向こうに」では稽古中にそんな事もやってたんだと
思いながら見てみるとまた違う面白さがあるかもしれませんね。


押忍!

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